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■ 『交流居住通信〜田舎で暮らそうネット〜』
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□ 第11号(19.1.3(水)発行)
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目 次
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1.年頭のご挨拶
(財)過疎地域問題調査会 理事長 澄田 信義
2.交流居住リレー・エッセイ
学生は農山漁村を目指す 明治大学教授 小田切 徳美
3.旬の情報(イベント紹介)イベント情報コーナー
4.編集後記
5.配信サービス(解除、変更)
6.ご意見ご感想
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年頭のご挨拶
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新しい年を迎えて
財団法人過疎地域問題調査会
理事長 澄田 信義
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みなさん、あけましておめでとうございます。
メールマガジンの管理運営をしている財団法人過疎地域問題調査会の理
事長をしております島根県知事の澄田です。
読者の皆様方には、お健やかですがすがしい新春を迎えられたことと
お慶び申し上げます。
さて、交流居住に関する情報を提供するポータルサイト「交流居住の
ススメ〜全国田舎暮らしガイド」は、昨年7月に開設し、以来約半年間
で、トップページだけで約9万3千件のアクセスがあり多くの皆様にご
利用いただいております。
また、8月からはポータルサイトをより一層利用していただくために、
このメールマガジン『交流居住通信〜田舎で暮らそうネット』を月2回
(第1,3水曜日)配信させていただいておりますが、現在850人の
皆様にご愛読いただいております。
近年、国民のゆとりや健康への志向が高まる中、都会と田舎の双方に
滞在拠点を持ち、それぞれを行き来する新たなライフスタイル(=交流
居住)を求める都市住民が、いわゆる2007年問題といわれる団塊の
世代のリタイアと相俟って、今後ますます増えてくるものと考えられま
す。
これら都市住民に対し、過疎地域を中心とした全国各地から居住や生
活等に関する情報を提供し、交流居住を推進することは、都市住民を応
援するだけでなく、過疎地域の活性化にも寄与できるものであると確信
しております。
そのための情報発信手段である、ポータルサイト及びメールマガジン
が今後ともますますその機能を発揮できるよう努力をしてまいりますの
で、本年もご愛顧頂きますようお願いいたします。
終わりに、読者の皆様方にとってこの新しい年が実り多い年でありま
すことを心からお祈り申しあげ、年頭のご挨拶といたします。
平成19年元旦
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◇◇◇交流居住リレー・エッセイ◇◇◇
学生は農山漁村を目指す 明治大学教授 小田切 徳美
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学生は農山漁村を目指す
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大学の教員となって20年近くなりました。「転職癖」がある私は、定
点観測の機会には恵まれていませんが、逆にいろいろな大学に共通する
「現代学生気質」が見え始めてきました。正直に言えば、「最近の若者
は」という言葉が無意識に口に出る「おじさん世代」としては、学生気
質の中には理解できないことも少なくありません。
そうした中でも、私が目を細めている傾向もあります。それは、彼ら
が国内の農林漁業や農山漁村地域の現場に、強い関心を持ちはじめてい
ることです。バブル経済の後遺症やバイオテクノロジー・ブームの中で、
1990年代には、実は農学部に所属していても、農山漁村地域の現実に関
心を持たない学生が少なくありませんでした。しかし、世紀が変わった
あたりから、森林ボランティア、援農、産直支援、地域づくりインター
ン等の具体的な形で地域に接する学生が増えてきました。その動きは、
経済学部、商学部等の文化系学生や理科系でも工学部にも拡がっていま
す。
これにはいろいろな背景があるようです。ある人は、学生と地域との
距離が遠すぎるために、学生には「知らない世界を知りたい」という素
朴な思いがあるといいます。しかし、少なくとも私が接している学生は、
もう少し積極的です。彼らを動かしているのは、日本の農林漁業や農山
漁村の現状に対する危機感であり、「私自身も何かできないか」という
強い思いだといえます。大学入学以前からNPO等の活動に参加している学
生もいます。
交流居住を考える時、彼らの世代の動きが注目されます。彼らが家族
を持ち、家族ぐるみでの交流や定住が可能な世代となった時、新たな動
きが生まれてくる予感があります。例えば、学生時代に訪ねた地域に、
家族と一緒に交流居住をエンジョイする可能性もあるのではないでしょ
うか。
関係者の皆さんも、「団塊の世代」ばかりに目を奪われることなく、
若い世代にも目を向けていただきたいと思います。
■プロフィール
小田切 徳美
明治大学農学部農業経済学科教授 農学博士
専門は農政学・農村政策論
1959年神奈川県生まれ、東京大学農学部・同大学院博士課程に学び、
高崎経済大学助教授、東京大学大学院助教授を経て、2006年より現職。
総務省・過疎問題懇談会委員、国土交通省・国土審議会専門委員、農
林水産省・食料・農業・農村政策審議会臨時委員、地域活性化センター
・地域リーダー養成塾主任講師等を兼任。
都市と農村の共生のあり方を求め、全国の農山漁村を歩き続けている。
著書として、『中山間地域農業の共生システム』(共著、農林統計協会)
、『自立と協働によるまちづくり読本』(共著、ぎょうせい)など。
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編集後記
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皆さん、明けましておめでとうございます。
2007年、平成19年、亥年の幕開けです。
早いもので昨年8月に創刊号を発信して以来今回で11回になりまし
た。
新年号ですので、このメールマガジンの管理運営をしている(財)過
疎地域問題調査会理事長である島根県の澄田知事に新年のご挨拶をして
いただきました。
リレーエッセイは明治大学の小田切先生の2回目です。最後のくだり
=団塊の世代だけでなく「若い世代」にも目を向けよ=には、息の長い
「交流居住」施策を進めるためのひとつのヒントをいただいたような気
がします。
ところで今年は亥年です。イノシシにまつわる四字熟語に「猪突猛進」
という言葉があります。大変勇ましく勢いがあって少々の困難があって
も突き進んでしまう…そんなイメージがありますが、現代の様に複雑で
日々変化している時代には、ゆっくりでもいいからじっくり考えて堅実
に一歩一歩進むこと…これも必要な事ではないかなと、亥年の初めに考
えてしまいました。
田舎が好きだからといって、気に入った所があったからといって、い
きなり移住ではなく、短期間でもいいからその地を訪れ、地域の状況を
知ること、地元の方々ともお話をしてみる、夫婦なら二人で行ってみる、
…「交流居住」にもそんなじっくりさが大事ではないかなと、これまた
亥年の頭に考えてしまいました。
読者の皆様方には、今年もこのメールマガジン『交流居住通信〜田舎
で暮らそうネット〜』をご愛顧いただきますようお願いいたします。今
年が皆様方にとってすばらしい良い年になるよう心から祈っております。
(鶴岡)