前のページに戻る

『交流居住通信〜田舎で暮らそうネット〜』


  □■□■■■□■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  ■
  ■    『交流居住通信〜田舎で暮らそうネット〜』
  ■
  □           第22号(19.6.20(水)発行)
  ■
  □■■□■■■□■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  ■――――――――――――――――――――――――――――――――
    目  次
  ■――――――――――――――――――――――――――――――――

    1.交流居住リレー・エッセイ
      株式会社“玄”代表取締役 政所 利子
    2.交流居住先進自治体事例集「田舎暮らしのススメ」の発行
    3.旬の情報(イベント紹介) イベント情報コーナー
    4.編集後記
    5.配信サービス(解除、変更)
    6.ご意見ご感想


  ■―――――――――――――――――――――――――――――――■
    ◇◇◇交流居住リレー・エッセイ◇◇◇
      株式会社“玄”代表取締役 政所 利子
  ■―――――――――――――――――――――――――――――――■

  ------------------------------------------------------------------
   〜新しいものを受け入れる度量磨きがまちづくりの基礎体力アップに〜
  ------------------------------------------------------------------
   交流居住へのステップは多種多様、ふとした小旅行がきっかけでリピー
  ターとなり交流居住に結びつく例も多い。従前の消費型宿泊旅行ではなく、
  “「人間再生」の観点”から、自身を「新生・再生」させる旅、いろいろ
  な暮らし方を探索する旅等、今までになかった日常生活体験観光が注目さ
  れてきている。
   今、観光地は「住んでみたいが行ってみたい処。」で選択される。その
  ためにはさりげなく人と人が関われる、「出会い場づくり」が重要で、そ
  こが『個人の自立と移住への仕組みづくり』の第一歩装置となる。交流居
  住促進を仕掛ける側は、ハードとソフトとハートをかけ算して整備する
  “きっかけづくりの工夫”こそが鍵である。
   地元で人手不足の仕事情報提供と双方向受発信整備も重要である。宮崎
  県西米良村等の日本型ワーキングホリデー、地元に増える空家情報発信の
  茨城県常陸太田の取り組み、主に高齢者による高齢者のための体験型宿泊
  施設「森寿の宿」(宮崎県諸塚村)、新潟県柏崎市(旧高柳じょんのび村)
  の民泊・農家レストラン、長野県飯田市の多彩な参加型体験プログラムプ
  ロジェクト、和歌山県の“ほんまもん体験”、北海道の「ちょっと暮らし」
  プロジェクト等、多様な再チャレンジ型の働き方PRと、交流居住の実現
  に向けた取り組みが展開されている。新しい価値観や居住スタイルニーズ
  に基づく交流・短期滞在・仮住・移住・定住等バラエティ溢れる広がりは
  今後更に活発化していくだろう。
   交流居住への期待と目標は、単なる人の空間移動でなく、新転地での
  “新しい自分発見”への探究が大きい。その目標達成に大切なのがコミュ
  ニケーション。相互の交流を日常シーンで実現させる地域の人との交流空
  間「茶の間」づくりと新住民の活躍の場をつくることがまず大切である。
   地方の『極上の日常茶飯事』は、価値経済が今後進むにつれ、その価値
  を無限に拡大していくだろう。

  ■プロフィール
  ◎政所 利子(まんどころ としこ)  株式会社 玄 代表取締役
  ・跡見学園短期大学卒。
  ・PR誌「メイト」編集長、コスチュームデザイナー(クリスチャン・デ
   ィオール)、空間計画及び環境計画プランナー等を経て、昭和63年に
   株式会社 玄を設立。全国市町村における各種地域産業振興、商工業活
   性化策、事業経営戦略、地域ブランド等の研究・調査を主要業務とする。
  ・国土交通省地方振興アドバイザー、地方産業ビジョン研究会、地域産業
   関連審査会委員、経済産業省産業構造審議会委員の他委員多数歴任。
  ・立教大学大学院観光学研究科講師、市町村アカデミー他起業塾等講師歴
   任。全国各地域における地域振興、特産品開発、マーケティング等の指
   導実績多数。


  ■―――――――――――――――――――――――――――――――■
    交流居住先進自治体事例集「田舎暮らしのススメ」の発行
  ■―――――――――――――――――――――――――――――――■

   現在、団塊の世代の定年退職と相俟って、都市住民の田舎暮らし志向が
  高まる中、交流居住という活字を新聞紙上でよく見かけるようになりまし
  た。都会と田舎の双方に拠点を持ち行き来する交流居住や田舎への定住を
  促進することは、都市住民のためだけでなく、受入側である地域にも恩恵
  をもたらします。
   昨年から、より多くの人々に交流居住の情報を提供するため、インター
  ネットを通じたポータルサイト「交流居住のススメ」を開設していますが、
  もう一つの情報として、全国の過疎地域を中心とした自治体等で積極的に
  交流居住に取り組んでいる30団体を取材し、冊子にした先進自治体事例
  集を発行しています。
   実物、あるいはポータルサイト(トップページ「資料の無料配布とダウ
  ンロード」)でご覧になった方もあるでしょうが、今年度も9月の完成目
  指して目下鋭意作成中です。
   取材に当たった(有)ASOBOTの伊藤さんに“取材日記”を書いて
  いただきました。なお、数に限りはありますが、希望者には無料(郵送代
  は自己負担)で配布いたします。

  《伊藤さんの取材日記》
   普段は、東京のビル群に囲まれて過ごしている私たち。物質は溢れるほ
  ど何でも揃い、世界の美味しい料理を食べさせてくれるレストランが山ほ
  どある都会。それでも「人間の本来の暮らし」を改めて考えた時、何か物
  足りなさを感じていました。足りない要素は何だろうか、と。その答えは、
  信じられないほどの蛍の輝きを九州で体感した時、はっきりと理解しまし
  た。「ありがとう」。感動を超えた「感謝」です。物質だけの社会では決
  して味わえない感情を、蛍とその愛する風景が教えてくれました。
   もちろん、蛍だけではありません。波の音、そこへ飛んでくるかもめの
  声、葉がささやく声、濃すぎるほどの空気、そして土の味がほのかに漂う
  野菜…。一言で言ってしまえば、癒される田舎。“癒し”という言葉は近
  年流行のように聞かれますが、日本の田舎は“癒し”という言葉だけでは
  語れません。そこには、私たち命あるすべての者の、本当の生きる目的や
  指針が隠されているような気がしてなりません。私たちに課されている本
  当の生きる目的とはなんだろうか、と。
   ……と、実に大それたことを書いてしまいましたが、やはり醍醐味は
  「人」とそれが生み出す「食」。郷土料理屋さんでご一緒した地元のおじ
  さんは、「ここには、おいしい酒がある。べっぴんさんもおる。自然もい
  いけど、それが一番よ」と、日に焼けた顔を赤らめて、豪快に笑っていま
  した。こんな些細な出来事が、ずっと胸の内に残っています。
   日本には、まだまだ出合っていない素敵な人と自然がある。そんなこと
  を感じられるきっかけに『田舎暮らしのススメ』がなれればと。そんな風
  に、今は思っています。
                19.6.8  ASOBOT 伊藤 剛


  ■――――――――――――――――――――――――――――――――
    旬の情報(イベント紹介)
    □再来週末(2007/07/08)までに新たにはじまるイベント情報□
  ■――――――――――――――――――――――――――――――――
   本号より、イベント詳細情報をポータルサイト「交流居住のススメ」内
  に移動しました。以下のリンクより、ご覧いただけます。
           http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php

  ○地域別のイベント詳細情報を直接ご覧になる場合は、こちらへどうぞ。
  北海道(16件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#HKD
  東北(18件)  http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#THK
  関東(2件)   http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#KNT
  甲信越(28件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#KSE
  北陸(0件)   http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#HKR
  東海(2件)   http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#TOK
  近畿(4件)   http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#KNK
  中国(8件)   http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#CGK
  四国(6件)   http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#SKK
  九州(4件)   http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#KUS
  沖縄(2件)   http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#OKI


  ■――――――――――――――――――――――――――――――――
     編集後記
  ■――――――――――――――――――――――――――――――――
   先進自治体紹介コーナーは、今回お休みします。
   リレーエッセイは、政所さんの最終回で、交流居住の「きっかけづくり」
  の大事さと、各地の事例を書いていただきました。
   ポータルサイトの相談窓口も受け持っている小生の所に、「移住したい
  がいい所はないか」という相談が多く寄せられます。お答えの中で必ず付
  け加える事は、移住は「一生もの」だから、情報だけで、気に入ったから
  といって、即移住ではなく、短期間でもいいからその地を訪れ、(夫婦な
  らお二人で)地域の状況を自分の目でよく見て確かめ、地元の人達ともお
  話をしてみる事=できれば、「体験ツアー」や「お試しツアー」みたいな
  プログラムを多くの自治体が実施しているので、参加してみたら、という
  様な事を書いて返信しています。
   政所さんのおっしゃっている仕掛ける側の「きっかけづくり」、そして
  地域の方々との「コミュニケーションづくり」こそが、交流居住を進める
  上でのひとつの大きな鍵だと感じました。 
   今回、9月に発行する「田舎暮らしのススメ」という交流居住の先進自
  治体事例集の紹介をさせていただきました。取材に当たっていただいた
  (有)ASOBOTの代表取締役の伊藤剛さんに日本各地の田舎を歩き、
  見て、地元の方々との対話の中から感じ取った印象、思いみたいなものを
  “取材日記”という形で書いていただきました。
   いよいよ梅雨です。そして、梅雨が明けるとギラギラ太陽の夏が待って
  います。冬から異常気象が続いていますが、今年の夏は猛烈な暑さに襲わ
  れるかもという人もいます。「自分の体は自分で守る」の精神で、ジメジ
  メ梅雨とギラギラ夏を乗り切りましょう。          (鶴岡)


  ■――――――――――――――――――――――――――――――――
     メールマガジンの配信サービス
  ■――――――――――――――――――――――――――――――――
  
   配信の解除、登録情報の変更
   kkmag@kouryu-kyoju.net へご連絡下さい。

  本メルマガは、交流居住ポータル(http://kouryu-kyoju.net/index.php)
  にて購読申し込みをされた方に配信しております。

  心当たりの無い方は、お手数ですが、 kkmag@kouryu-kyoju.net まで、
  ご連絡ください。配信リストより削除致します。

  『交流居住通信〜田舎で暮らそうネット〜』のバックナンバーは、
  交流居住ポータル(http://kouryu-kyoju.net/index.php)からご覧いた
  だくことができます。


  ■――――――――――――――――――――――――――――――――
     ご意見、ご感想
  ■――――――――――――――――――――――――――――――――
    kkinfo@kouryu-kyoju.net までお寄せ下さい。
  ------------------------------------------------------------------
  Copyright(C) 2006-2007,総務省、(財)過疎地域問題調査会
  掲載記事の無断転載を禁じます。
  ------------------------------------------------------------------
前のページに戻る