□■□■■■□■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ 『交流居住通信〜田舎で暮らそうネット〜』 ■ □ 第39号(20.3.5(水)発行) ■ □■■□■■■□■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■―――――――――――――――――――――――――――――――― 目 次 ■―――――――――――――――――――――――――――――――― 1.特別企画 平成19年度過疎地域自立活性化優良事例表彰受賞団体の紹介 第7回 島根県隠岐の島町(おきのしまちょう) 武良(むら)づくり企画実行委員会 2.交流居住リレー・エッセイ マリ・うえだ 3.旬の情報(イベント紹介) イベント情報コーナー 4.編集後記 5.配信サービス(解除、変更) 6.ご意見ご感想 ■―――――――――――――――――――――――――――――――■ 1.平成19年度過疎地域自立活性化優良事例表彰受賞団体の紹介 ■―――――――――――――――――――――――――――――――■ ◇◇◇第7回 全国過疎地域自立促進連盟会長賞 島根県隠岐の島町 武良づくり企画実行委員会◇◇◇ ------------------------------------------------------------------ 〜不便で元気な武良づくり〜 ------------------------------------------------------------------ 隠岐の島町中村地域を総称して「武良」と呼びます。中村地域は過去に 2度の町村合併を経験し、さらに漁協合併もあった地域です。過疎・高齢 化が進む武良地区において、地域の活力が失われないよう自立のために地 域の活動団体が連携した「武良づくり企画実行委員会」を組織し「武良づ くり企画」を作成しました。 「不便で元気な村づくり」を合言葉に、住民自ら創意工夫した行政に依 存しない独自の活動を実践しています。大きな特徴は、企画の内容で実行 主体が変わります。しかし、企画・立案・実施の段階では連携した活動と なります。自分たちで出来ることは自分たちでやる。その中から新たな雇 用や事業が生まれる。つまり、「武良づくり企画」は、地域内の活動団体 が連携し、地域の課題をコミュニティビジネスにつなげる企画を打ち出し、 実践していく企画です。 連携団体の最新活動としては 「さざえ村」では、島の漁師さんを巻き込んだ新商品の開発。この事業に より新たな雇用が生まれるとともに、島の漁師さんの収入も増えます。 「ポレポレ文化村」では、年3回の「ゲンキ市」を開催し、特産品を活用 した新たな商品提案の場としています。今まさに、新商品が市場に出よう としています。 「武良自治会」では、家庭の生ゴミゼロミッションの展開中です。ダンボー ルコンポストを使った環境にやさしい生ごみでの堆肥づくりを普及してい ます。 「古民家“幸”」では、新たな取り組みとして、現役を引退された方が講 師となって、古着リニューアル・パッチワーク・陶芸などを講座として開 催しています。また、出来た商品をブティック風に販売もしています。 「おふくろの里」では、ほぼ100%の地元材料を使って食品づくりをし ています。地域の健康に気を配り、安心できる食品を提供することにより、 高齢化となった地域の安全を担っています。 「武良づくり企画」の活動を通して目指していることは、「小さな自治体」 を形成することです。情報や知恵の提供を受けるなど行政との役割分担を 明確にし、行政に依存しない自立した地域形成による住民主体の手づくり 事業による住民参加の地域経営を実施しています。 ------------------------------------------------------------------ 【お問合せ先】 島根県隠岐の島町 武良づくり企画実行委員会 担当:水原起人 〒685-0434 島根県隠岐郡隠岐の島町中村11-3 電 話:08512-4-0021 E-mail:avpcdfpolepole@crux.ocn.ne.jp さざえ村のHP:http://www.asahi-net.or.jp/~du5t-ystk/ 隠岐の島町役場 中出張所 担当:坂 〒685-0434 島根県隠岐郡隠岐の島町中村1557−11 電 話:08512-4-0021 FAX:08512-4-0426 公式ホームページ:http://www.town.okinoshima.shimane.jp/index.php ------------------------------------------------------------------ ■―――――――――――――――――――――――――――――――■ 2.交流居住リレー・エッセイ マリ・うえだ ■―――――――――――――――――――――――――――――――■ ------------------------------------------------------------------ 〜極寒の引越しこそ最良の選択〜 ------------------------------------------------------------------ 高い天窓とむき出しの太い梁。やっと入手した私の終の棲家は、山の家 の印象が強い、築12年の木造家屋。隣接する雑木林はいささか寂しいけ れど、程よい距離感に定住の方たちが居て心強い。 東京での仕事にけりをつけて新居に向かう日、八ケ岳南麓は猛吹雪。 「定住をするなら条件の悪い季節に引越しをするのが1番。つらいことを 先に体験してしておけば、その先に待つ楽しみは倍加する」。 田舎暮らしに詳しい方の少々意地悪な助言に従い、引越しは寒の入りに行っ た。冷え切った家の寒さは想像を絶する。まだ薪ストーブの焚き方もわか らないまま、フードつきのジャケットを着こみ、愛猫2匹とベッドにもぐ りこむ日が続いた。 それでも不思議なことにつらくはない。むしろ、私を呼んでくれたこの 家にいとおしささえ覚え始めていた。引越し当日から親身に面倒をみてく ださる隣人の存在も大きく、どんなに寒くても心まで冷え込むことはなかっ た。 薪ストーブの扱いにも慣れ、家自体がぬくもりはじめたころ、周囲の草 木がいっせいに芽吹き、やがて木々の緑に小鳥が舞い、愛らしい花々がそ こかしこに彩を添えた。春の訪れがこんなにすばらしかったなんて・・・。 今、季節の移ろいに感嘆の思いを篤く出来るのは、あの時の意地悪な助 言のおかげ、と感謝している。 ■プロフィール ◎マリ・うえだ 創作柿渋作家 ・女子美術大学短期大学部造形科卒。 ・女性誌記者、ファッションスタイリストを経てジュエリープランナーに。 ・趣味ではじめた柿渋染めに魅せられ平成16年に八ヶ岳南麓に移住、柿 渋工房「アトリエ雪丸」を開設。 ・宝飾関係の著書多数。「アイディア小物で遊ぶ・歳時記ディスプレー」 等。 ・山梨県北杜市在住。 ■―――――――――――――――――――――――――――――――― 3.旬の情報(イベント紹介) ■―――――――――――――――――――――――――――――――― ○再来週末(3月16日)までに新たにはじまるイベント情報 イベント詳細情報は、ポータルサイト「交流居住のススメ」内に移動し ました。以下のリンクより、ご覧いただけます。 http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php ・地域別のイベント詳細情報を直接ご覧になる場合は、こちらへどうぞ。 北海道(3件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#HKD 東北(13件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#THK 関東(3件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#KNT 甲信越(30件)http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#KSE 北陸(4件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#HKR 東海(3件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#TOK 近畿(5件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#KNK 中国(19件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#CGK 四国(11件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#SKK 九州(7件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#KUS 沖縄(0件) http://kouryu-kyoju.net/event/eventinfo.php#OKI ■―――――――――――――――――――――――――――――――― 4.編集後記 ■―――――――――――――――――――――――――――――――― 「過疎地域自立活性化優良事例表彰」受賞団体の紹介は、島根県隠岐の 島町の「武良づくり企画実行委員会」です。 住民自らが創意工夫した活動を展開しており、島の産物、食材(朝採れ 新鮮魚の“すり身”、きれいな海水と海草で作る“藻塩”、藻塩とあご出 汁を使った“藻塩ラーメン”、減塩味噌の“武良みそ”等々)の製造・販 売、それら海産物や加工品を売り出す市場の開催、古民家を活用した体験 民宿や修学旅行生の受け入れ、古着のリフォーム、等々幅広い分野で地域 の活性化を図っています。感心するのは、それらがすべて商業ベースにのっ て担い手の方々の収入につながっているということです。 過疎地域の自立活性化を図るうえで大事なことは、その事業(活動)が 地域を元気づけることはもちろんですが、単なる一過性のお祭り的なもの でなく、長続きし、しかも収益の得られるものであるかどうかという点も すこぶる大事なことではないかと思います。今回受賞された団体の活動は 全て何らかの形で地元にお金が入って来るような事例ではなかったかな、 と自分勝手に思ってしまいました。 リレー・エッセイは、マリ・うえださんの2回目で、寒の入りの吹雪の 日に引っ越しをし、山国の極寒を味い、それがあったればこそ、その後に 訪れる春の美しさ、すばらしさがより深く感じられたというお話、体験者 でなければ持つことのできない感動だと思いました。 またあの忌まわしい花粉の飛び交う時期になりました。 子供時代には千葉の杉林の山中を駆けずり回っていてもなんでもなかっ たのに、この年になってなんで花粉に悩まされなければならないのかと、 鼻水ぐしゅぐしゅさせながら都会生活を恨めしく思っている今日この頃で す。 (鶴岡) ■―――――――――――――――――――――――――――――――― 5.メールマガジンの配信サービス ■―――――――――――――――――――――――――――――――― 配信の解除、登録情報の変更 kkmag@kouryu-kyoju.net へご連絡下さい。 本メルマガは、交流居住ポータル( http://kouryu-kyoju.net/ )で お申し込みをされた方に配信しております。 心当たりの無い方は、お手数ですが、 kkmag@kouryu-kyoju.net まで ご連絡ください。配信リストより削除致します。 『交流居住通信〜田舎で暮らそうネット〜』のバックナンバーは、 交流居住ポータル( 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